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アクリル焼付塗装とメラミン焼付塗装の使い分け

平成5年の創立以来、金属焼付塗装一筋で地域産業に貢献しております、湯沢金属焼付塗装です。

1960年代には、アクリル焼付塗装が広く使用されていました。

アクリルは美しい光沢感や色合いが魅力でしたが、紫外線や湿気、風雨などに弱いため、
外部で長期間使用される製品では、色あせや劣化が問題になり、屋外用途や過酷な
環境下での耐久性や耐候性が、求められるようになりました。

その点メラミン樹脂はアクリルに比べて、紫外線や温度変化、湿度の影響に強く
さらに傷や摩耗にも耐えるという特性があったため、屋外や産業用の金属製品、建材
自動車部品などでの使用が急速に広がりました。

メラミン焼付塗装が商業化されたのは、1960年代後半から1970年代初頭頃と
されています。

メラミン焼付塗装が使われる範囲は、アクリル焼付塗装と似ている部分もありますが、
耐候性や耐久性が特に求められる製品に、多く使用されることが特徴です。

このように書くと、「自動車のエンジン部品やホイールはアクリル塗装ではなく
メラミン塗装の方が適しているのでは?」と思われるかもしれません。

確かにエンジン部品は高温になりそうですし、ホイールは屋外で紫外線や風雨に
さらされています。

ただし、メラミンは耐候性や耐摩耗性に優れていますが、硬さが強いため、衝撃や振動に
対する柔軟性が不足していることがあります。

自動車の外装部品やホイールは、走行中の振動や衝撃を受けるため、柔軟性のある
アクリルやウレタン焼付塗装の方が適しています。

さらに美しい光沢や深みのある色合いも求められるため、やはりアクリルや
ウレタン塗装が主流となります。

エンジンルームでも、エンジンカバーやエンジンのカスタムパーツなどの装飾的な部品や、
見た目が重要な部分には、アクリル塗装が使われます。

比較的温度変化が少ない部品にも、アクリル塗装が適しています。

しかし、エンジン周りで高温になる部品や耐熱性が求められる主要部品には
メラミンの特性が役立ちます。

直射日光や紫外線にさらされることが多いバンパーや、サイドモールなどの外装部品には、
メラミン塗装が適しています。

このように、アクリルとメラミンのそれぞれの特徴を活かした使い分けが
行われるようになり、選択肢が広がったと言えます。
これにより、製品の美しさと耐候性を両立させることができるようになりました。

湯沢金属焼付塗装では、お客様が製品を「どう見せたいか?」「どんな機能を果たしたいか?」
そこまでじっくりお話をお聞きし、最適な焼付塗装を行います。
お困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

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